本屋さんに行きたくなる理由①~本は好きな本屋さんで買って読めばもっと面白い

本はどこで買って読んでも同じじゃないかという人は多い。 アマゾンで買って読んでも、図書館で借りて読んでも内容は変わらない。 でも自分の好きな本屋さんで、自分の好きな棚で見つけた本は、より面白く感じる。 どこの本屋さんで、どの棚から買うかは、本…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本・2021年

本のエンドロール (講談社文庫) 作者:安藤 祐介 発売日: 2021/04/15 メディア: 文庫 本のエンドロール 作者:安藤祐介 発売日: 2018/03/07 メディア: Kindle版 絵本のなかへ帰る 作者:高村志保 発売日:2021/02/25 発行:岬書店 恵文社一乗寺店 グレゴワール…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本・2020年

京都一乗寺 美しい書店のある街で (光文社文庫) 大石 直紀 光文社 2020-12-09 仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ 川上徹也 ポプラ社 2020-12-16 BRUTUS(ブルータス) 2021年 1月15日号 No.930 [世の中が変わるときに読む本] [雑誌] マガジン…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本・2019年

東京の美しい本屋さん 田村 美葉 エクスナレッジ 2019-12-25 建築知識2020年1月号 発売日: 2019/12/20 メディア: 雑誌 BRUTUS(ブルータス) 2020年1/15号No.907[危険な読書2020] マガジンハウス 2019-12-16 13坪の本屋の奇跡 「闘い、そしてつながる」隆祥館…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本・2018年

本の未来を探す旅 台北 綾女欣伸 朝日出版社 2018-12-12 ほんやのねこ (MOEのえほん) 作者:ヒグチ ユウコ 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本 一度は読んでほしい 小さな出版社のおもしろい本 2019 (男の隠れ家 教養シリーズ) 発売日: 2018/11/10 メディア…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本・2017年

増補 書店不屈宣言 (ちくま文庫) 久美子, 田口 筑摩書房 2017-12-07 365日のほん 辻山良雄 河出書房新社 2017-11-22 スリップの技法 亮太, 久禮 苦楽堂 2017-10-31 あるかしら書店 シンスケ, ヨシタケ ポプラ社 2017-06-06 本の未来を探す旅 ソウル 綾女欣伸…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本・~2016年

神保町 作者:直美, 得地 メディア: 単行本 重版未定 川崎昌平 河出書房新社 2016-11-26 小さな出版社のつくり方 作者:朗, 永江 発売日: 2016/09/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) わたしの小さな古本屋 (ちくま文庫) 田中 美穂 筑摩書房 2016-09-0 カラ…

存続が決まった枻出版社の雑誌

実業之日本社が枻出版社からバイク雑誌を買収・・・「RIDERS CLUB」「BikeJIN」「CLUB HARLEY」の3誌 RIDERS CLUB ライダースクラブ 2021年3月号 エイ出版社 2021-01-27 BikeJIN/培倶人(バイクジン) 2021年3月号 エイ出版社 2021-02-01 CLUB HARLEY (クラブ…

2年4ヶ月前に語った夢が、仙台で明日現実となる!!

明日からいよいよ、「BOOK! BOOK! Sendai」で『古本縁日in仙台〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜』が始まる。 わめぞの向井透史さん(古書現世)が、「杜の都を本の都にする会」を牽引してきた前野久美子さん(book cafe 火星の庭)と、2年4ヶ月前に初めて会った…

仙台は今、日本で一番、本との出会いがある街!?

6月1日から30日までの1ヶ月間、杜の都・仙台で「BOOK! BOOK! Sendai」が開催中だ。 「6月の仙台は本の月」と題して、「本を語る、学ぶ、作る、遊ぶ、演じる」など、本に関する様々なイベントが、古書店や新刊書店を始め、美術館や資料館、カフェなど、仙台市…

WBC優勝記念・サムライジャパン特集号・関連本情報

WBCでのサムライジャパン優勝効果で、関連商品が売れに売れ、イチローが試合1時間前に飲んでいる「ユンケル」までが売れているという。スーパーや百貨店でも優勝記念セールを行い、WBC優勝効果に少しでもあやかり、売上げアップを図ろうとしている。 その点…

人々は今、自分の好きな本、面白い本に出会いたいと思っている!?

今日はまた、冬に後戻りした感じだが、春が近づくにつれ、日本各地で続々とブックイベントが開催される。そして、どのイベントも予想以上の人が訪れ、盛り上がっているようだ。本離れ、活字離れと言われ、本が売れないと言われるようになって、もうだいぶ経…

号外:侍ジャパンWBC連覇、おめでとう! そしてたくさんの感動をありがとう!!

WBC連覇 最後はイチロー 苦悩の天才、仲間に感謝(毎日新聞)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000015-maip-base 個人的には松井ファンだが、イチローはやっぱりすごかった。あれだけ、連日期待を裏切ってきて、最後の最後、一番おいしいとこ…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本:〜2009年3月・その2

前回、中村橋書店で覚え切れなかった分を確認できたので、前回のエントリの追加分をメモしておく。お求めの際は、詳細を確認していただいたあと、できればお近くのリアル書店で買っていただければ幸いです。 井上雄彦ぴあ (ぴあMOOK)出版社/メーカー: ぴあ発…

本を読みたくなる本、本屋さんに行きたくなる本:〜2009年3月

今日、中村橋書店に行ったら、買いたいなと思う本と本屋さんの本がけっこうあったので、それに検索した本も足してメモしておく。今回はジャンル別や発売順にはしていないので、とりあえずアトランダムにピックアップした。あとから、順番を入れ替えたり、追…

本と本屋さんのニュース:〜3月19日

前回のニュースMEMO(2月23日〜3月6日)以降、3月19日までの出版・書店関連のニュースをメモしておく。今回からまた、最新記事から降順に並べることにした。日付はニュースのあった日ではなくて、各紙・各サイトの掲載日に統一することにした。今回も8割方書…

一箱古本市はなんと小倉、仙台でも開催されるらしい。

一箱古本市の生みの親でもある南陀楼綾繁さんのブログ「ナンダロウアヤシゲな日々」で、一箱古本市が、3月29日には北九州・小倉で、4月29日は仙台・定禅寺通りでも、開催されることを知った。仙台では、6月にもBOOK BOOK SENDAIの古本イベントが開催されると…

本と雑誌は、けっして死なない! と思うけど生き残るのは大変。

小田光雄氏の「出版状況クロニクル」が更新され、2009年1月26日〜2月25日の出版を巡る状況が分析・考察されており、何か感想をと思っていたのだが、その状況の厳しさを前に、私の知識と立場では正直なところ、どこからどう書いていいかわからず、今日のとこ…

逆風吹きすさぶ今、あえて挑戦する幻冬舎のスピリットに注目!

そろそろ幻冬舎の新・女性誌「GINGER」(3月23日発売)の内容がネット上でも発表されるのではと思っていたが、150坪・書店員BLOGさん経由で、アメーバでブログがスタートしたことを知る。 当ブログでも、昨年の10月に、本と本屋さんの話:雑誌は決して死なな…

本と本屋さんのニュース:2月23日〜3月6日

2月第4週から3月第1週の出版関連のニュースをメモしておく。以前は半月〜1ヶ月ごとにメモしていたが(不定期)、今後はできるだけ1週間ごとにメモしていこうと思う。 2月23日 講談社、過去最大の赤字決算に(新文化)http://www.shinbunka.co.jp/news2009/02…

地域回遊型ブックイベントのルーツ・一箱古本市の面白さが全国に伝播中

今年もゴールデンウイークの不忍ブックストリートに、本好きによる、本好きのための究極のブックイベント「一箱古本市」がやってくる。 「不忍ブックストリート 一箱古本市」は、東京の谷中、根津、千駄木を貫く不忍通り(不忍ブックストリート)周辺の地域…

ケータイ世代が大人になったときの、本と雑誌の世界はどうなる!?

ちょっと前のニュースだが、小学校時代からケータイを使っている「ケータイ世代」が、自分で本や雑誌を買えるような年齢になったとき、本と雑誌の世界はどうなるか、というテーマに一度触れてみたいと思っていたので、この機会にメモしておく。 10代ケータイ…

今年のわめぞは、さらなる大ブレイクの予感

このブログでも柱の陰からウオッチさせていただいている「わめぞ」は、イベントを重ねるごとに、認知度が高まり、わめぞファンの輪も広がり、今や全国にもその名を知られる存在となっている。 光文社の『本が好き!』3月号(2月10日発売)の南陀楼綾繁氏の連…

雑誌のはなし:女性誌の未来を勝手に考える1

2月17日のエントリ「Cawaii!」休刊のニュースが暗示する女性誌の未来では、中途半端な知識で、けっこう偉そうな分析や今後の見通しを語りましたが、たくさんのアクセスをいただきましてありがとうございました。一度辞めてしまおうかと思ったこのブログです…

『エスクァイア日本版』休刊が正式発表に

2月24日の日付で、エスクァイアマガジンジャパンのホームページに、次のような正式な休刊のお知らせが掲載された。24日が最新号の発売日にあたっており、それに合わせて正式発表されたと思われる。 『エスクァイア日本版』休刊のお知らせ 読者の皆様へ ライ…

講談社過去最大の赤字決算から読み取れる出版の未来

このニュースについては、 ◎講談社過去最大の赤字決算〜続々・「出版敗戦」後を構想する必要:海難記http://d.hatena.ne.jp/solar/ ◎しがらみもみえてくる 講談社が過去最大の赤字:tx別館(本とネットの話限定) http://d.hatena.ne.jp/urashinjuku/2009022…

「好きな本を、本屋さんで買えなくなる日」がやって来ないように、今できること

昨日(22日)は、用事があって、東急田園都市線の青葉台駅に久しぶりに降りた。 帰り道に気がつくと、駅近くにあった文教堂書店青葉台駅前店の明かりが消え、ガラスには2月15日で閉店したことを知らせる貼り紙が。そういえば、1月の業界紙「新文化」で、文教…

Cawaii!(カワイイ)休刊とエスクァイア休刊のニュースの波紋

いろいろなサイトでご紹介いただいたこともあり、「Cawaii!(カワイイ)休刊」と「エスクァイア休刊」のエントリには、それまでの30倍以上のアクセスがあり、雑誌休刊に対する関心の高さに改めて驚いている。 私の書いたエントリは、ネット上で検索したデータ…

それでも雑誌は死なない!!:本格的なパーソナルメディアの時代の幕開けか

雑誌休刊のニュースが続き、雑誌の未来への不安ばかりを強調するかたちになってしまったが、昨年6月17日にエントリした記事「本と本屋さんの話:雑誌は決して死なない!! 生き残れる雑誌考1」で書いた思いは、出版界や雑誌業界を巡る状況がますます悪化してき…

「エスクァイア」休刊のニュースに想う、雑誌は春のこない「厳冬の時代」に入ってしまったのか!?

海外雑誌日本版にも不況の波! 「エスクァイア」日本版が休刊へ! さらにコンデナストの新雑誌も......(サイゾーウーマンより) エスクァイア マガジン ジャパンが発行する情報誌「エスクァイア」日本版が休刊するという情報が入ってきた。 「エスクァイア…