2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新たなランキングの出現で、読み取れる時代の気分も変わってくるか!?

ほんやまにあは、ランキングを見るのがけっこう好きである。 音楽やラジオを聴き始めた小学校の高学年から中学校時代は、ビルボードのヒットチャートをチェックしたり、ザ・ベストテンはかかさず見ていた。今でもオリコンのランキングやテレビの視聴率ランキ…

新書市場の拡大と飽和状態は、出版界の縮図のようなもの!?

最近、大きな本屋さんを見て歩いていると、新書売り場のあまりの広さと、その点数の多さに驚く。昔は、新書といえば、地味で堅いイメージがあり、売り場も広くなかったし、そんなにメインの場所にはなかった。 ところが、2003年に発売された『バカの壁』養老…

勝手に書店巡回日誌10−副都心線・池袋②

6月23日(月)東京メトロ副都心線・池袋:旭屋書店池袋店、明和書店池袋店 昨日の日誌で書き落としていたが、西武池袋線の地下の改札を入ったところにある、明和書店池袋店にも立ち寄った。この店は、ホームに上がる階段の横にある小さなお店なのだが、雑誌…

勝手に書店巡回日誌9-副都心線・池袋①

6月23日(月)東京メトロ副都心線・池袋:旭屋書店池袋店 今日は夕方、西武池袋線富士見台から渋谷行きに乗り、小竹向原で有楽町線に乗り換え、飯田橋へ。 小竹向原駅までは、今日はスムーズに到着。副都心線開業以来、ホーム上の電光掲示板に行き先と発車時…

勝手に書店巡回日誌8−副都心線・新宿三丁目①

6月21日(土)東京メトロ副都心線・新宿三丁目:福家書店新宿サブナード店、紀伊国屋書店新宿本店、ジュンク堂書店新宿店 夕方からちょっと時間ができたので、副都心線で新宿方面まで行ってみた。土曜日でラッシュ時でもないので、今日はスムーズに行けるか…

決まった本屋さんを定期的に巡回してみると……

このブログを始めてから、仕事の合間や休みの日でも、時間が少しでもあれば、最寄りの書店を覗いてみることにしている。 今までも本屋さんは好きだったので、何か買うものがなくても、書店の前を通れば、中に入ったり、待ち合わせ場所も書店にしたりしていた…

東京都立雑司ヶ谷霊園MAP

昨日のエントリーであいまいな記憶で書いた朝日新聞の掲載記事を確認してみた。 21日付の東京面に掲載されたもので、記事の見出しは、 「漱石や荷風が眠る霊園『雑司ヶ谷』に脚光−副都心線開通 散策の適地」だった。 豊島区が副都心線開業に合わせつくった「…

ほんやまにあの勝手に書店巡回日誌-7

6月20日(金) JR・有楽町線・池袋駅:ジュンク堂書店池袋本店、リブロ池袋本店 今日は、飯田橋に用事があったので、有楽町線新木場行きに乗って、副都心線の小竹向原経由で行ってみた。ラッシュ時ではなかったので、途中で止まったり、大幅に遅れることはな…

ほんやまにあの勝手に書店巡回日誌-6

本屋さんが一番、落ち着く場所で、何時間いても飽きないほんやまにあが仕事の合間や近所の本屋さんに立ち寄った記録を書きとめています。出版社の営業担当ではありませんので、ごあいさつもせずに勝手に店内を歩き回り、報告させていただいております。 6月1…

ほんやまにあの書店巡回日誌−5

6月18日(水)東京地方:晴れ時々曇り・最高気温26℃・最低気温19℃東京メトロ副都心線・渋谷:文教堂書店渋谷店JR総武線・飯田橋:BOOK・OFF飯田橋東口店西武池袋線・中村橋:正育堂書店、ブックマート中村橋店西武池袋線・富士見台:ブックセンター富士見台 …

情報誌で育った世代には男性誌の元気のなさは寂しい

「KING」休刊決定についての記事で男性誌の発行部数をあげたが、発行部数10万部を超える雑誌はわずかで、女性誌に比べて、点数でも部数でも、はるかに少ないのを見て、男性誌の元気のなさを実感した。 ほんやまにあは、「ぴあ」と「シティロード」は必須の情…

雑誌の休刊・廃刊はもう止まらない!?

先日、出版社の売上高2位・小学館の「週刊ヤングサンデー」の休刊について触れたが、今度は売上高1位の講談社の男性月刊誌「KING」と女性月刊誌「Style」の休刊決定のニュースが流れた。 講談社は13日、2年前、大型創刊として話題を呼んだ月刊「KING…

ほんやまにあの書店巡回日誌−4:出版状況論三部作を読む

6月16日(月)西武池袋線中村橋:中村橋書店、ブックマート中村橋店 今日は、フリー編集者・作家の仲俣暁生さんが書いている、 小田光雄著“出版状況論三部作”を読む 「出版はどこへ向かうのか──新しい「知のインフラストラクチャー」の設計や構築に、社会を…

ほんやまにあの書店巡回日誌-3

6月15日(日) 東京地方:晴れ・最高気温24.3℃・最低気温18.6℃・湿度51% 東京メトロ副都心線・雑司が谷:〈わめぞ〉の鬼子母神古本まつり東京メトロ千代田線・千駄木(JR西日暮里):往来堂書店、古書ほうろう西武池袋線・富士見台:ブックセンター富士見台 …

副都心線開通で考えた大変なことになっている本と本屋さんの周辺

昨日、ついに副都心線が開通。新宿三丁目駅では、「副都心線開業記念一日乗車券」の販売に2000人が並んだという。 昨日は武蔵浦和の実家に行く用事があり、富士見台駅から西武池袋線の各駅停車池袋方面の電車に乗ったのだが、行き先が「渋谷行き」になってお…

本と本屋さんの本−4

本屋さんや古本屋さんを舞台にしたり、書店員が主人公だったりする小説やコミックのリスト。本と本屋さんの本1〜3までで抜けていたもの。さらに追加していくが、次回は、本そのものや編集についての本もリストアップしていきたい。 【小説】 『スタンド・バ…

ほんやまにあの書店巡回日誌-2

先週は仕事でばたばたして、巡回記録がたまってしまった。駆け足でざっと記録しておく。 6月4日(水)中村橋:中村橋書店、正育堂書店、ブックマート中村橋店そう言えば、駅前にブックセンターという書店があったのだが、去年閉店してしまった。コミックの品…

副都心線開通で変わる巡回書店地図

14日の副都心線開通に合わせて、連日、ニュース番組やワイドショーで副都心線開業特集が放映されている。 確かに、この線の開通によって、東武東上線と西武池袋線沿線の埼玉から都心への人の流れは大きく変わりそうだ。 山手線に沿ってその少し内側、明治通…

ほんやまにあの書店訪問・巡回記録

6月から、ほんやまにあが訪問・巡回した書店を記録していこうと思う。ほんやまにあは出版社の営業マンではないので、訪問といっても勝手に店内を回遊するだけで、訪問地域および訪問書店には大きな偏りがあり、訪問頻度や訪問回数も一定ではないことをお断り…

かつては本が売れなくなった元凶といわれたコミックさえも売れない時代

小学館は5月30日、青年コミック誌「週刊ヤングサンデー」を7月31日発売号、女性コミック誌「Judy」を8月23日発売の10月号をもって休刊すると発表した。「週刊ヤングサンデー」に代わる新たなコンセプトのコミック誌を創刊する予定だという。 また、隔月…

古本屋さんのイベントが今、面白い!-3

6月14日(土)に和光市駅と渋谷駅を結ぶ東京メトロ副都心線が開 通する。西武池袋線とも小竹向原で相互乗り入れをするので、富士見台に住んでいるほんやまにあも、渋谷に行くのが便利になるほか、雑司ヶ谷駅や西早稲田駅ができて、「わめぞ」の古書店に行き…

古本屋さんのイベントが今、面白い!-2

古書店をテーマや舞台にした面白そうなトークショーやイベントが目白押し。このブログで感想もアップしたいので、できるだけ行きたいと思っている。 ●地下室の古書展 http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/ 2008年6月1日(日)〜3日(火)/午前10時〜…