こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう8:昨日のお店とはどこが違っているのかを教えてくれる本屋さん

本屋さんというのは、店を開けていれば自然にお客さんが入ってくる(もちろん立地や品揃えにもよるが)、一般的には、いわゆる集客力の高い業種だと言われてきた。でもそれは、本や雑誌を日常的に買う層がある程度存在していることが前提であり、今後はその…

こんな本屋さんなら、つい行ってしまう7:お客さんの声を活かしている本屋さん

前回の「こんな本屋さんなら〜6」のエントリで、「書店員の目」で店内のいたるところで、ブックガイドしてくれるような本屋さんなら、用がなくても通ってしまうだろうと書いた。 本を扱うプロとしての「書店員の目」を活かしてブックガイドしてくれると同時…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう6:ブックガイドしてくれる本屋さん

ブックガイドしてくれる本屋さんとは、どんな本を読めばいいのか、どんな本を買えばいいのかのヒントや選ぶための情報やきっかけが店内にある本屋さんである。 本をたくさん読む、いわゆる読書家と呼ばれるような人たちは、自分で情報を集め、自分で書店のあ…

こんな本屋さんなら、遠くでもわざわざ行ってしまう5:偏りのある本屋さん

「偏りのある本屋さん」というのは、どんなジャンルもまんべんなく、ある程度のレベルで品揃えしているという、大手書店のミニチュア版的な本屋さんとは違う、見方によっては「バランスの悪い本屋さん」というイメージだ。 言い換えると、まったく充実してな…

こんな本屋さんなら、つい行ってしまう・その4:新刊書と古書が買える店

新刊書店で古書を販売することは、諸々の事情により、そう簡単ではないことは現場の人間でなくてもわかるのだが、単純に読者としては、新刊書と古書が併売されているというのは魅力だ。 理想を言えば、昨年の東京国際ブックフェアで社長が講演した、アメリカ…

こんな本屋さんなら、つい行ってしまう・その3:心意気は伝わる

昨日(24日)は久しぶりに、神田神保町と新宿の本屋さんを何店か巡回した。 神田神保町では、東京堂書店、書泉グランデ、三省堂書店神田本店を駆け足で回った。 東京堂書店の地方小出版、リトルプレスコーナーのある3階では、 南陀楼綾繁さんの『積んでは崩…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう・その2:ケータイの活用

トラックバックいただいたcaramelaquaさんの「書店システム勝手に改善提案」で、参考になるヒントがいくつかあったので、早速メモしておきたい。 登録しているお客さんへの、登録している作家や作品のコミック発売日のお知らせメール、コミックだけでなく話…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう・その1

本や雑誌という商品は、改めて言うまでもなく、どこで買っても価格は変わらないし、たくさん買うと大きな特典をもらえるということもないし、サービスがすごくいい本屋さんというのもないのがフツーだ。 早く読みたい本ほど、見つけた本屋さんで買ってしまう…