ほんやまにあの勝手に書店巡回日誌-7
6月20日(金)
JR・有楽町線・池袋駅:ジュンク堂書店池袋本店、リブロ池袋本店
今日は、飯田橋に用事があったので、有楽町線新木場行きに乗って、副都心線の小竹向原経由で行ってみた。ラッシュ時ではなかったので、途中で止まったり、大幅に遅れることはなかったが、連日ダイヤの乱れはあるようで、一躍有名になった小竹向原の駅付近ではちょっと緊張する。ダイヤの乱れですめばいいが、何か事故が起こらなければればいいが、と当分の間は心配だ。
今日のタモリ倶楽部は副都心線特集の後半だったが、先日の鉄道博物館特集といい、タモリ倶楽部の取り上げるテーマが一般的な旬の話題と合致してきた。
タモリ倶楽部はもともとマニアックな固定ファンが多かったが、ここへ来て一般的な視聴者層への広がりを見せているようで、タモリに時代が追いついたというか、総マニア化してきたというか、鉄道オタクや鉄オタを始めとする、オタクでマニアックな面白がり方が広く一般化してきている、一番わかりやすい例かもしれない。
交通新聞社発行の『散歩の達人』の最新号も、池袋、副都心線特集で早速、購入。
21日付朝日新聞朝刊の東京面にも、副都心線開通を機に、雑司が谷霊園を訪れる人が増えているという記事が掲載されていた。
確かに、雑司が谷霊園には、ジョン万次郎、小泉八雲、夏目漱石、島村抱月、竹久夢二、泉鏡花、東條英機、永井荷風、サトウハチロー、東郷青児、大川橋蔵など著名人の墓が多くあり、夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台にもなっている。おまけに池袋からも近く、鬼子母神もあり、散策コースとしてはうってつけで、先週の日曜日のまるで観光地のような人出もうなずける。
駅が少ないわりに、雑司が谷のほか、西早稲田や新宿三丁目、渋谷と散策するのにはいいスポットが多く、副都心線ブームは当分続きそうだ。交通新聞社の時代到来という感じか。