本屋さん

「好きな本を、本屋さんで買えなくなる日」がやって来ないように、今できること

昨日(22日)は、用事があって、東急田園都市線の青葉台駅に久しぶりに降りた。 帰り道に気がつくと、駅近くにあった文教堂書店青葉台駅前店の明かりが消え、ガラスには2月15日で閉店したことを知らせる貼り紙が。そういえば、1月の業界紙「新文化」で、文教…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう8:昨日のお店とはどこが違っているのかを教えてくれる本屋さん

本屋さんというのは、店を開けていれば自然にお客さんが入ってくる(もちろん立地や品揃えにもよるが)、一般的には、いわゆる集客力の高い業種だと言われてきた。でもそれは、本や雑誌を日常的に買う層がある程度存在していることが前提であり、今後はその…

「巣ごもり消費」好調の波に本屋さんにももっと乗ってほしい!!

だいぶ長い間、放置してしまいましたが、私の大好きな本屋さんにお客さんがもっと足を運ぶようになり、いくらネットで本が買えるようになっても、足を踏み入れるだけでドキドキするような本屋さんがなくなってしまわないことを願って、本と本屋さんをテーマ…

こんな本屋さんなら、つい行ってしまう7:お客さんの声を活かしている本屋さん

前回の「こんな本屋さんなら〜6」のエントリで、「書店員の目」で店内のいたるところで、ブックガイドしてくれるような本屋さんなら、用がなくても通ってしまうだろうと書いた。 本を扱うプロとしての「書店員の目」を活かしてブックガイドしてくれると同時…

本と本屋さんのちょっといい話、かなりいい話:必ず届く“熱い想い”

今日は、いつも読ませていただいているブログから、本と本屋さんにまつわるいい話を紹介させていただく。本が好きで、本屋さんが好きな人たちの想いは、本が好きで、本屋さんが好きな人の心に必ず届くし、必ず伝わる。そして、その想いは永遠につながってい…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう6:ブックガイドしてくれる本屋さん

ブックガイドしてくれる本屋さんとは、どんな本を読めばいいのか、どんな本を買えばいいのかのヒントや選ぶための情報やきっかけが店内にある本屋さんである。 本をたくさん読む、いわゆる読書家と呼ばれるような人たちは、自分で情報を集め、自分で書店のあ…

こんな本屋さんなら、遠くでもわざわざ行ってしまう5:偏りのある本屋さん

「偏りのある本屋さん」というのは、どんなジャンルもまんべんなく、ある程度のレベルで品揃えしているという、大手書店のミニチュア版的な本屋さんとは違う、見方によっては「バランスの悪い本屋さん」というイメージだ。 言い換えると、まったく充実してな…

ほんとほんやさんのはなし:本と本屋さんの本が本との出会いのきっかけに!

また、7月〜9月にも、本と本屋さんの本がけっこう出ているのでメモしておく。この夏は、単行本だけでなく、雑誌でも読書特集が熱かった(雑誌の本特集は日を改めてメモする)。 本と本屋さんの本というのは、本と本屋さん好きにはたまらない魅力があり、つい…

ほんとほんやさんのはなし:在庫検索ができる本屋さん

24日のエントリでケータイで在庫検索ができたら、という話を書いたが、7月10日から、電子書籍の販売サイト「hon.jp」で在庫情報検索サービスが始まっていたのを思い出した。 GPS搭載の携帯端末で「hon.jp」にアクセスし、自分の位置情報を取得し、探したい本…

こんな本屋さんなら、つい行ってしまう・その4:新刊書と古書が買える店

新刊書店で古書を販売することは、諸々の事情により、そう簡単ではないことは現場の人間でなくてもわかるのだが、単純に読者としては、新刊書と古書が併売されているというのは魅力だ。 理想を言えば、昨年の東京国際ブックフェアで社長が講演した、アメリカ…

こんな本屋さんなら、つい行ってしまう・その3:心意気は伝わる

昨日(24日)は久しぶりに、神田神保町と新宿の本屋さんを何店か巡回した。 神田神保町では、東京堂書店、書泉グランデ、三省堂書店神田本店を駆け足で回った。 東京堂書店の地方小出版、リトルプレスコーナーのある3階では、 南陀楼綾繁さんの『積んでは崩…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう・その2:ケータイの活用

トラックバックいただいたcaramelaquaさんの「書店システム勝手に改善提案」で、参考になるヒントがいくつかあったので、早速メモしておきたい。 登録しているお客さんへの、登録している作家や作品のコミック発売日のお知らせメール、コミックだけでなく話…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう・その1

本や雑誌という商品は、改めて言うまでもなく、どこで買っても価格は変わらないし、たくさん買うと大きな特典をもらえるということもないし、サービスがすごくいい本屋さんというのもないのがフツーだ。 早く読みたい本ほど、見つけた本屋さんで買ってしまう…

志がある書店員がいる本屋さんには一店でも多く生き残ってほしい!

昨日のエントリで、大手より中・小のほうが生き残るチャンスがあると書いたが、本が大好きで、お客さんに本を一生懸命に届けようと努力している、志のある書店員さんがいる本屋さんには、状況は厳しくなるばかりだが、がんばってほしいと思う。 昔から大手書…

本屋さんの棚を通して本屋さんと話す楽しみ

ほんやさんに行く楽しみのひとつに、本棚を通してほんやさんと話ができることにある。 どんな本が平積みになっているか、棚の本がどんな順番で並べられているか、ほんやさんの棚には、その店の主やその棚の担当者の思いが見えてくる。 実際に会話をかわさな…

目当ての本は本屋さんでは見つからない!?

1ヶ月ぐらい前に発売された本を駅前にある本屋さんに探しにいく。けっこう何冊も本を出している著者の本だが、見つからない。お店の人に聞いてみると置いていないという。発売後、この店に入荷したかどうかもわからない。欲しいのであれば、取り寄せてもらう…