ほんとほんやさんのはなし:在庫検索ができる本屋さん
24日のエントリでケータイで在庫検索ができたら、という話を書いたが、7月10日から、電子書籍の販売サイト「hon.jp」で在庫情報検索サービスが始まっていたのを思い出した。
GPS搭載の携帯端末で「hon.jp」にアクセスし、自分の位置情報を取得し、探したい本のタイトル、著者名、出版社名などのキーワードを入れて本を検索すると、以下の書店の中で在庫がある書店の所在地を表示してくれるという。
・紀伊國屋書店(63店舗)
・三省堂書店(33店舗)
・丸善(25店舗)
・旭屋書店池袋店
・ジュンク堂池袋本店
同時に電子書籍化されている作品も表示され、電子書籍だけを購入することもできるので、電子書籍の販売戦略の一環らしいが、私のケータイはGPS対応機種ではないので、試せないのが残念。
PCからは、実践女子大学図書館のサイト内に、
店頭在庫状況が分かる日本の書店
http://www.jissen.ac.jp/library/frame/chap2-3.htm
というページがあった。
また、個人のサイトで、紀伊國屋書店、旭屋書店、ジュンク堂書店、丸善の在庫を一括検索できるようになっているサイトがあった。やってみたけど、カバーの画像と主要データも出て見やすい、すごいな。
書店在庫一括検索:leva
http://tech.openvista.jp/stock/
実践女子大学図書館のサイトを見ると、首都圏では、紀伊國屋書店を始め、三省堂書店、丸善、旭屋書店、ジュンク堂池袋本店などのほか、有隣堂、勝木書店、啓文堂書店などで在庫検索ができるようだ(棚の場所や冊数までは、店によって違う)が、全国でもチェーン店がほとんどで、単独でやっている書店はまだ、あまりないようだ。
また、9月10日から「BOOK・TOWNじんぼう」で今までの古書データベース検索に加えて、三省堂書店、信山社(岩波BC)、廣文館、東京堂書店、東方書店の6店の新刊書店の在庫データが検索できるようになった。
もともと上記の大手チェーンの場合は、ネット書店のサイトを持っているところが多く、店頭にも端末が置いてあるが、やはり中・小書店が独自にシステムをつくるのは大変なのだろうか。
引き続き、調べてみたいとは思っているが、ほかに、PCやケータイで検索サービスをやっている書店をご存知の方があれば、教えていただけたらと思う。