雑誌

存続が決まった枻出版社の雑誌

実業之日本社が枻出版社からバイク雑誌を買収・・・「RIDERS CLUB」「BikeJIN」「CLUB HARLEY」の3誌 RIDERS CLUB ライダースクラブ 2021年3月号 エイ出版社 2021-01-27 BikeJIN/培倶人(バイクジン) 2021年3月号 エイ出版社 2021-02-01 CLUB HARLEY (クラブ…

逆風吹きすさぶ今、あえて挑戦する幻冬舎のスピリットに注目!

そろそろ幻冬舎の新・女性誌「GINGER」(3月23日発売)の内容がネット上でも発表されるのではと思っていたが、150坪・書店員BLOGさん経由で、アメーバでブログがスタートしたことを知る。 当ブログでも、昨年の10月に、本と本屋さんの話:雑誌は決して死なな…

雑誌のはなし:女性誌の未来を勝手に考える1

2月17日のエントリ「Cawaii!」休刊のニュースが暗示する女性誌の未来では、中途半端な知識で、けっこう偉そうな分析や今後の見通しを語りましたが、たくさんのアクセスをいただきましてありがとうございました。一度辞めてしまおうかと思ったこのブログです…

『エスクァイア日本版』休刊が正式発表に

2月24日の日付で、エスクァイアマガジンジャパンのホームページに、次のような正式な休刊のお知らせが掲載された。24日が最新号の発売日にあたっており、それに合わせて正式発表されたと思われる。 『エスクァイア日本版』休刊のお知らせ 読者の皆様へ ライ…

講談社過去最大の赤字決算から読み取れる出版の未来

このニュースについては、 ◎講談社過去最大の赤字決算〜続々・「出版敗戦」後を構想する必要:海難記http://d.hatena.ne.jp/solar/ ◎しがらみもみえてくる 講談社が過去最大の赤字:tx別館(本とネットの話限定) http://d.hatena.ne.jp/urashinjuku/2009022…

Cawaii!(カワイイ)休刊とエスクァイア休刊のニュースの波紋

いろいろなサイトでご紹介いただいたこともあり、「Cawaii!(カワイイ)休刊」と「エスクァイア休刊」のエントリには、それまでの30倍以上のアクセスがあり、雑誌休刊に対する関心の高さに改めて驚いている。 私の書いたエントリは、ネット上で検索したデータ…

それでも雑誌は死なない!!:本格的なパーソナルメディアの時代の幕開けか

雑誌休刊のニュースが続き、雑誌の未来への不安ばかりを強調するかたちになってしまったが、昨年6月17日にエントリした記事「本と本屋さんの話:雑誌は決して死なない!! 生き残れる雑誌考1」で書いた思いは、出版界や雑誌業界を巡る状況がますます悪化してき…

「エスクァイア」休刊のニュースに想う、雑誌は春のこない「厳冬の時代」に入ってしまったのか!?

海外雑誌日本版にも不況の波! 「エスクァイア」日本版が休刊へ! さらにコンデナストの新雑誌も......(サイゾーウーマンより) エスクァイア マガジン ジャパンが発行する情報誌「エスクァイア」日本版が休刊するという情報が入ってきた。 「エスクァイア…

「Cawaii!」休刊のニュースが暗示する女性誌の未来

主婦の友社発行の10代ギャル系女性誌『Cawaii!』が、5月1日発売の6月号で休刊することがわかった。 主婦の友社によると部数が伸び悩み、今回市場の拡大は困難だと判断したという。“ギャルブーム”火付け役の雑誌『Cawaii!』が休刊 昨年から雑誌の休刊が相次い…

本と本屋さんの話:売れる雑誌考4・バックナンバーが売れる雑誌

前回までに、雑誌をビジネスとして成立させるためのヒントをいくつか書かせていただいたが、バックナンバーに対する考え方も一つのカギになると思う。 リアルタイムのニュース記事の論評や旬の話題や情報については、速さでは当然テレビやネットにはかなわな…

売れる雑誌考3:雑誌で儲ける方法・女性誌編

日曜朝放送の「がっちりマンデー」(TBS)は、今儲かっている会社やビジネスを取り上げ、なぜ儲かっているのかをわかりやすく分析・解説してくれる番組だが、12日は「儲かる〇〇限定ファッション誌」という特集だった。 この番組は色々な業界の裏事情がわか…

本と本屋さんの話:売れる雑誌考2・CVSより本屋さんで買える雑誌

「出版ニュース」の10月中旬号に掲載されている「2007年出版物販額の実態と分析」の中で、販売ルートごとの伸び率や構成比が出ている。 この記事によると、2007年の書籍・雑誌実販売額の総計2兆1983億4680円の内訳は、 ・書籍: 9746億6435万円(前年比96.6…

本と本屋さんの話:雑誌は決して死なない!! 生き残れる雑誌考1

今年に入って、雑誌の廃刊・休刊のニュースが相次ぎ、インターネットの普及などにより、雑誌の未来は明るくないという記事が目立つようになった。 確かに、現在の雑誌全体の売上げは減少を続けていることは確かであるが、廃刊・休刊に追い込まれた雑誌という…

情報誌で育った世代には男性誌の元気のなさは寂しい

「KING」休刊決定についての記事で男性誌の発行部数をあげたが、発行部数10万部を超える雑誌はわずかで、女性誌に比べて、点数でも部数でも、はるかに少ないのを見て、男性誌の元気のなさを実感した。 ほんやまにあは、「ぴあ」と「シティロード」は必須の情…

雑誌の休刊・廃刊はもう止まらない!?

先日、出版社の売上高2位・小学館の「週刊ヤングサンデー」の休刊について触れたが、今度は売上高1位の講談社の男性月刊誌「KING」と女性月刊誌「Style」の休刊決定のニュースが流れた。 講談社は13日、2年前、大型創刊として話題を呼んだ月刊「KING…

かつては本が売れなくなった元凶といわれたコミックさえも売れない時代

小学館は5月30日、青年コミック誌「週刊ヤングサンデー」を7月31日発売号、女性コミック誌「Judy」を8月23日発売の10月号をもって休刊すると発表した。「週刊ヤングサンデー」に代わる新たなコンセプトのコミック誌を創刊する予定だという。 また、隔月…