本と本屋さんのちょっといい話、かなりいい話:必ず届く“熱い想い”


今日は、いつも読ませていただいているブログから、本と本屋さんにまつわるいい話を紹介させていただく。本が好きで、本屋さんが好きな人たちの想いは、本が好きで、本屋さんが好きな人の心に必ず届くし、必ず伝わる。そして、その想いは永遠につながっていくと思う。


◎帰ってきた炎の営業日誌 杉江由次:10月24日(金)
http://www.webdokusho.com/column/sugie/


『「本の雑誌」炎の営業日誌』のサプライズ出版パーティーの様子を伝える、この日のブログは、


「私は、やっぱり、本の力を信じている。
とことん信じているのである。 」


と結ばれている。


いつもブログを読ませていただいているだけで、杉江さんとはお話ししたことはないが、杉江さんの本が好きで、本屋さんが好きで、レッズが大好きな気持ちは、ブログから十分に伝わってくるし、本人が想像している以上に、その想いは広く伝わっていると思う。


「本の雑誌」炎の営業日誌

「本の雑誌」炎の営業日誌


◎ほんとのこと:僕らだって「ブック・ディレクター」
http://yama0510.exblog.jp/9720302/


ブックディレクターの幅さんの言葉、
「自己表現ではなく、あくまで僕は本と読者の仲介者で、
『世の中にはこんな面白い本があるんだ』って知ってほしい」という言葉にも、深くうなずいたが、

yama0510さんの、
「出ている本、売れている本をただ並べるだけでなく、
“書店という空間を演出するブック・ディレクター”だと思っている」
という言葉にはぐっときた。


◎書店員の店売配達日記:情熱大陸/ブックディレクター・幅允孝http://d.hatena.ne.jp/urinin/20081020


「ならば、リアル書店は、とことん本の選び方と並べ方のユニークさで勝負したい。書誌データだけでは伝わらない、リアルな本のパワーを引き出したい。」
という言葉にもぐっときた。


10月19日放送の「情熱大陸」ブックディレクターの幅允孝さんの回は、見ようと思っていて、見逃してしまった。そのため、詳しいコメントはできないが、情熱大陸の内容を詳しくアップしてくれているブログがあるので、ご紹介しておく。


◎みんなの25時:仕事を見られるということ。
http://d.hatena.ne.jp/hanemimi/20081021/1224597394


その本屋さんが好きで、何度も通っている人には、自分がよく見る棚を触っている人の作家や作品への思い入れや、そしてその人の好みやクセまでわかる瞬間がある。


会話をかわさなくても、書店人として真面目に仕事に取り組み、自分なりの棚を黙々と、つくり続けている人の仕事は、必ずそれを認め、見続けている人がいると思う。