勝手に書店巡回日誌8−副都心線・新宿三丁目①

6月21日(土)

東京メトロ副都心線新宿三丁目福家書店新宿サブナード店、紀伊国屋書店新宿本店、ジュンク堂書店新宿店


夕方からちょっと時間ができたので、副都心線で新宿方面まで行ってみた。土曜日でラッシュ時でもないので、今日はスムーズに行けるかと思ったが、やはり小竹向原駅の前で2〜3分停車していしまい、ホームに入ってからも、時間通りには発車できなかった。


副都心線の駅は、山手線を始め既存の駅から遠くない距離にあり、絶対その駅じゃないと行けないという立地の駅は多くないので、クレームがあまり大きな声にはなっていないが、副都心線経由で通勤しようとした人が、もうすでに時間短縮にならないということで、以前のルートに戻したという人も多いようだ。


小竹向原のダイヤ混乱は、素人から見ても、当分根本的な解決はできないと思うので、時間に余裕があるときはいいが、急ぎのときや時間に余裕がないときには、注意が必要だ。


帰りは新宿三丁目から急行に乗って、小竹向原まで帰ってきた。地下鉄の急行というのは画期的で便利だが、ダイヤ通りに発車、運行できない地下鉄というのも前代未聞だと思う。


今日は、新宿三丁目まで行くつもりが、ボーっとしていて東新宿で降りてしまったので、明治通り沿いに歩いてみることにした。


東新宿駅付近はファミレスなどがあるだけで、商店や書店は見当たらない。途中で、花園神社に寄ってお参りして、新宿三丁目の交差点に。伊勢丹はもともとお客さんは多いと思うが、この日も外から見ただけだが、副都心線開業後、益々来店客が増えているのではないだろうか。


福家書店新宿サブナード店はちょっとわかりにくいが、場所柄、特に女性向けの雑誌やエッセイ、実用書などを充実させているので、この日も女性客が圧倒的に多かった。


ジュンク堂書店新宿店は相変わらず、エレベーターが遅くてイライラした。売り場は本棚の迷路のようで、在庫の多さが一目でわかるジュンク堂ならではの風景だが、3フロアになり池袋本店に匹敵する在庫数になった。ただ、本棚と本棚の間が池袋本店に比べると狭いので、人気のあるジャンルのところは、人がつまって見づらいのがイマイチか。


特集が「読書計画2008−2008年の読書案内! 読むべき本450冊」の『BRUTUS (ブルータス) 2008年 1/15号』が本の本コーナーに面陳列してあったので購入。


紀伊国屋書店新宿本店は、この日も二人連れの女性が「やっぱり、ここが一番揃っている」というのが聞こえてきたが、大きな本屋さんといえば、紀伊国屋書店というイメージ通り、バランスのいい品揃えはさすがだと思う。


この日、新宿本店の上位ベスト10を並べてあるコーナーを見たら、文芸書が林真理子の新刊1冊だったのと、品切れで本が抜けているのが3冊もあったのが印象に残った。


新宿本店は久しぶりの訪問で、それまでもずっとチェックしているわけではないので、漠然とした印象だが、新宿本店といえば、昔は文芸書がもう少し売れていたんじゃないかと思うが。


この日は、南口の紀伊国屋書店新宿南店やブックファーストにも行ってみたかったのだが、時間切れだったので、新宿地区は何回かに分けてゆっくり巡回していこうと思う。


【東京沿線書店ファイル●東京メトロ副都心線

4.新宿三丁目駅

4-①紀伊国屋書店新宿本店

4-②ジュンク堂書店新宿店

  • 〒160-8455 東京都新宿区新宿3-29-1三越新宿店7〜9F
  • 電話 03-5363-1300
  • 営業時間:11時〜23時
  • 店舗面積:1650坪
  • 休業日:無休
  • URL:http://www.junkudo.co.jp/

4-③福家書店新宿サブナード