2年4ヶ月前に語った夢が、仙台で明日現実となる!!
明日からいよいよ、「BOOK! BOOK! Sendai」で『古本縁日in仙台〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜』が始まる。
わめぞの向井透史さん(古書現世)が、「杜の都を本の都にする会」を牽引してきた前野久美子さん(book cafe 火星の庭)と、2年4ヶ月前に初めて会ったとき、「いつか、仙台に来てほしいなぁ。一緒になにかできたらいいねー」と言われたというエピソードと、その後の思いをブログで書かれているのを読んで、ちょっと感動した。その後、2人は東京と仙台で、古本や本のイベントをそれぞれのやり方で開催し、ときには交流し、コラボしてきた。
そして、2年4ヶ月の年月を経て、その言葉が明日、現実となる。
同じ方向を向いて歩いている2人が出会い、
そして、出会ってから2年4ヶ月後に、2人が語った夢がかなう日がくる。
当事者の2人しかわからないドラマが、この2年の月日にあったことが伺える。
東京から仙台に舞台を移した2人の物語、そしてわめぞの物語の第2幕が明日、始まる。
●古書現世店番日記 http://d.hatena.ne.jp/sedoro/
●BOOK! BOOK! Sendai公式サイト http://bookbooksendai.com/
●わめぞblog http://d.hatena.ne.jp/wamezo/
また、わめぞのメンバーも続々と仙台入りしたようで、メンバーのブログからは新しい地でのイベント開催への期待や興奮が伝わってくる。
旅猫雑貨店のブログでは、新宿の深夜バスの発着所から仙台入りの様子や設営の様子まで、店主・金子さんが撮影した、写真がすでにアップされている。なんか、東京にいる私まで、ワクワク、ドキドキしてくる。いつもながら、金子さんの写真は、現場の熱や感動が切り取られ、見るものにそれが伝わってくる、物語のあるいい写真だと思う。
●旅猫雑貨店 路地裏縁側日記 http://tabineko.seesaa.net/
文系ファンタジックSinger ピッポさんのブログでは、仙台に旅立つ日の朝、仙台への期待と興奮を胸に、彼女自身が「神」だというほど、一番好きな詩人・萩原朔太郎の詩を、ときに声を震わせ、心を震わせながら朗読している(昨年、このマイスペース・ピッポエトリーラジオでのピッポさんの朗読を聴いてから、ポエトリーリーディングや朗読について興味を持つようになったのだが、「本と朗読」というテーマで後日また書いてみたいと思っている)。
●lady pippon http://blog.livedoor.jp/pipponpippon/
●Pippo(myspace)http://www.myspace.com/pipoguitar
人々がなぜ、一箱古本市のような新しいカタチの古本市に集まるのか、そして多くの人が参加しようとするのか、その理由を考えてみることで、今の本を巡る状況や本に対する人々の思いが見えてくる。
そして、「自分が面白いと思う本、自分が読みたいと思う本」とどこへ行けば出会えるのか、出会うためにはどうしたらいいのか、といった答えがちょっと見えてくるような気がする。
(次回に続く)
最近、高田恭子の「みんな夢の中」の歌詞とメロディが耳に残り、頭の中でリピートしている。
武藤良子さんの個展「みんな夢の中」も開催中
●m.r.factory http://d.hatena.ne.jp/mr1016/