ほんやまにあの書店巡回日誌−5

6月18日(水)東京地方:晴れ時々曇り・最高気温26℃・最低気温19℃

東京メトロ副都心線・渋谷:文教堂書店渋谷店

JR総武線飯田橋:BOOK・OFF飯田橋東口店

西武池袋線・中村橋:正育堂書店、ブックマート中村橋店

西武池袋線・富士見台:ブックセンター富士見台


今日は(19日)、朝から渋谷に行く用事があったので、池袋回りではなくて、副都心線で行ってみた。


副都心線は14日の開業以来連日、駅の通過や停電、発着時間の遅れなどのアクシデントがニュースになっているが、そろそろ落ち着いてきたのではと思って乗ってみたが、やっぱり小竹向原駅で遅れが出ていた。


小竹向原の駅で、東武東上線から和光市方面からきた車両と、西武池袋線からきた車両がこの駅から渋谷方面へ向かう。それに加え、西武池袋線から乗り入れている東京メトロ有楽町線がこの駅で交差するかたちで新木場方面に向かう。


聞くところによると、この小竹向原での発着は、コンピュータ制御でも相当難しく、もともとけっこう無理があるらしい。それで、時間によっては手動でやっているようだが、駅員が慣れていないこともあってラッシュ時には、時刻表通りの発着が完全にはできていないらしい。


小竹向原から急行に乗ったので、発車してしまえば、渋谷まで新宿三丁目しか止まらないので早いのだが、当分は、急ぐ場合は、池袋線回りのほうが無難かもしれない。


渋谷の文教堂書店は二度目の訪問だが、面白いフェアをやっているとどなたかのブログで紹介されていたのを見ていたので、渋谷に行ったら寄ってみようと思っていた。


一つめは「渋谷の本屋で人生かえてやろ!!フェア−108人の人生を変えた本」というブックフェア。


出版社の営業、編集、取次、書店など、出版関係者108人に、自分の人生を変えた本をあげてもらうアンケートを実施、その目録を作成し、店頭で自由に持ち帰れるようにしてある。


なかには、一人で何冊もあげている人もいるが、あげた理由のコメント付きで、リストアップされた本は、古典から哲学書、ビジネス書、児童文学や童話まで、バラエティに富んでおり、本のプロが選ぶ本とは違っていて、眺めているだけでも面白い。ホッチキスで止めた42ページの手作りの小冊子は力作だ。


もう一つのフェアは「文教堂渋谷店おすすめ凄い編集者」というタイトルで、中経出版、ディスカヴァー、ダイヤモンド社の3人の編集者が編集した本とおすすめの本をリストアップして並べている。


こちらも、それぞれの編集者に自分で編集した書籍ベスト15とおすすめ書籍ベスト10をリストアップしてもらい、コメント付きの小冊子がつくられている。


出版社のフェアはあっても、編集者ごとにリストアップされて並べられることはあまりないと思うし、ベストセラーを連発している編集者が選ぶ他社のおすすめの本というのも面白い。


このお店は、場所柄、お客さんは20〜30代のビジネスマンが多いのか、点数も多く、部数も出ているビジネス書や自己啓発書のジャンルの品揃えや見せ方は充実していると思うし、どのジャンルにもPOPやポスターがたくさんあり、書店全体に活気があった。