人々は今、自分の好きな本、面白い本に出会いたいと思っている!?


今日はまた、冬に後戻りした感じだが、春が近づくにつれ、日本各地で続々とブックイベントが開催される。そして、どのイベントも予想以上の人が訪れ、盛り上がっているようだ。本離れ、活字離れと言われ、本が売れないと言われるようになって、もうだいぶ経っているが、今でも、面白い本を読みたい、自分の好きな本と出会いたいと思っている人は、まだまだたくさんいるということだと思う。


確かに、若い世代がケータイやゲームの影響で、昔よりも本や雑誌を読まなくなっているのは事実なので、「趣味は読書」といった層が減り続けるのを止めることはできないだろう。


しかし、本当だったらもっと本を読みたい、本や雑誌の面白さをもっと味わいたいと思っている人まで、今の書店からは、様々な理由から足が遠ざかるようになっているのも事実だと思う。これは言うまでもないことだが、本屋さんだけのせいではなくて、今の本をつくり、本を売る仕組みやかたちそのものが、本屋さん離れを加速させてしまっているのではないかと、読者の立場から見てもそう感じる。


「なぜ本や雑誌は売れなくなったのか」という大きく難しいテーマについては、また改めて触れたいと思うが、新刊書店、古書店を問わず、目当ての本に確実にたどりつくことができたり、読みたいと思う本に日々出会えるようになることを願いながら、これからもこのブログを続けていきたいと思う。


3月7日(土)から29日(日)まで、名古屋で開催されている「BOOKMARK NAGOYA2009」で、21日と22日に開催された「一箱古本市 in 円頓寺商店街」は多くの人が訪れ、大盛況だったようだ。


20日に「シマウマ書房」で行われた、林哲夫さん、岡崎武志さん、山本善行さん、南陀楼綾繁さん、荻原魚雷さん、扉野良人さんの6人によるトークイベント「東西古本よもやまはなし sumusの集い」 のようすや、一箱古本市in円頓寺商店街のようすが、それぞれのブログや、空想書店 書肆紅屋さん、ピッポさん、古書ほうろうさん、モンガの西荻日記さんなどのブログでレポートされている。楽しく盛り上がったイベントだったのがよくわかり、名古屋に行きたくても、行けなかった人でも楽しめる。

わめぞ軍団北へ、ついに仙台のリングに参戦!


名古屋には絶対行きたいと思っていたのだが、また間が悪くて行くことができなかったので、次は仙台に行くしかないか。


すでに、わめぞblogを始め、わめぞメンバーの皆さんのブログで発表されているように、今年の6月に仙台で開催される「BOOK! BOOK! Sendai」で、わめぞの外市が出張興行されるという。会場はかねてから一度行ってみたいなと思っていた、ブックカフェ「book cafe 火星の庭」と「書本&cafe magellan(マゼラン)」の2ヶ所。わめぞメンバーもドカンと大挙仙台入りするそうだ。また、火星の庭では、わめぞメンバー・武藤良子さんの個展も開催される。


北の本の杜・仙台のリング上で、個性溢れるわめぞメンバーがどう暴れまわるかが楽しみだ。


BOOK! BOOK! Sendai×わめぞ from 東京・コラボイベント
古本縁日 in 仙台〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜

  • 日時:2009年6月20日(土)・21日(日)営業時間など詳細は後日発表


また、「第1回BOOK! BOOK! Sendai一箱古本市」も、6月27日(土)にサンモール一番町アーケード内で開催される。 


詳細は、


明日28日(土)は、東池袋・日の出優良商店街で、「東池袋 日の出おさんぽ市」が開催される。 


そのあとも、わめぞのイベントの目白押し状態が続く。


4月4日(土) 

4月12日(日)

4月25日(土)/雨天予備日26日(日)


また、一箱古本市も全国各地で続々と開催されるようで、南陀楼綾繁さんがブログでまとめて開催予定をアップされている。完全にブームですね。