地域回遊型ブックイベントのルーツ・一箱古本市の面白さが全国に伝播中


今年もゴールデンウイークの不忍ブックストリートに、本好きによる、本好きのための究極のブックイベント「一箱古本市」がやってくる。


不忍ブックストリート 一箱古本市」は、東京の谷中、根津、千駄木を貫く不忍通り不忍ブックストリート)周辺の地域の新刊書店・往来堂書店や古書店・古書ほうろうなどの店先を始め、点在する特設会場に参加者が段ボール1箱分の古本を持ち寄り、青空古本市を開催するもので、第1回は2005年4月に開催、その後春・秋の年2回開催されるようになり、今回で8回めになる。


特製マップ片手に「谷根千」の街並みを楽しみながら、点在する会場を回遊する、「本好きによる手づくりの古本市」を楽しむこのイベントは、年々参加者、来場者が増え、毎年恒例のブックイベントとして定着している。


不忍ブックストリートで発生した「一箱古本市」の面白ウイルスは、仙台、米子、鹿児島、沖縄、福岡など、日本各地に感染し、今年は名古屋、広島でも開催される。本好きにはたまらない、そのブックイベント面白ウイルスが全国に着々と伝播している。


◎第8回 不忍ブックストリート一箱古本市
日時:2009年5月3日(日)& 5月4日(月祝)
時間:11時〜16時(両日とも)


一箱古本市week in 不忍ブックストリート
期間 2009年4月25日(土)〜5月6日(水祝)


詳細は、本と散歩が似合う街 不忍ブックストリート


店主募集 受付は3月7日正午より!
http://sbs.yanesen.org/news/4


3月7日(土)から29日(日)まで、名古屋で開催される「BOOKMARK NAGOYA2009」でも、「一箱古本市 in 円頓寺商店街」が目玉企画として開催される。また、東京・中井の伊野尾書店で始まり、金沢でも行われたあの伝説の「本屋プロレス」がオープニングイベントとして開催されるほか、本好きにはたまらないトークショーなどが各所で開催される。


これは、3月は名古屋に行くしかない、という感じだ。


一箱古本市 in 円頓寺商店街
3月21日(土)・22日(日)開催
詳しくはhttp://www.bookmark-ngy.com/hitohako


本屋プロレス旗揚げ戦 前編
http://www.youtube.com/watch?v=bWqvJRupCYg


一箱古本市」のほかの実行委員会企画イベントは、


◎本屋プロレス in NAGOYA 

  • BOOKMARK NAGOYA 2009 オープニングイベント!

◎Happy Smile Sunday ! 

◎ブック“トーク”ナゴヤ

  • 第一週「失われたときめきを求めて! 小説とわたし」吉川トリコ(作家)×清水良典(文芸評論家)
  • 第二週「出版社営業マンが見た! 本屋が出来ること」稲垣学(マガジンハウス)×加藤ゆき(丸善名古屋栄店)
  • 第三週「東西古本よもやまはなし sumusの集い」林哲夫(画家)・岡崎武志(書評家・古本ライター)・山本善行(書物エッセイスト)・南陀楼綾繁(ライター・編集者)・荻原魚雷(文筆業)・扉野良人(僧侶・文筆家)
  • 第四週「名古屋絵はがき物語」井上善博(名古屋市博物館学芸員)

◎「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光」展

  • ライター・南陀楼綾繁が全国から厳選した,約60誌のフリーペーパーが大集合!

◎紅白読書の腕前本合戦

◎名古屋文庫大賞!

◎ぼくのわたしの本棚展/「1950年代/名古屋の映画館」紙モノ展 

◎スタンプラリー! 

以上の詳細は、http://www.bookmark-ngy.com/category/j-event


以上のイベントのほか、期間中には名古屋市内の書店、古書店、雑貨店などでイベントが多数開催される。


BOOKMARK NAGOYA 2009ホームページ
http://www.bookmark-ngy.com/