2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雑誌のはなし:女性誌の未来を勝手に考える1

2月17日のエントリ「Cawaii!」休刊のニュースが暗示する女性誌の未来では、中途半端な知識で、けっこう偉そうな分析や今後の見通しを語りましたが、たくさんのアクセスをいただきましてありがとうございました。一度辞めてしまおうかと思ったこのブログです…

『エスクァイア日本版』休刊が正式発表に

2月24日の日付で、エスクァイアマガジンジャパンのホームページに、次のような正式な休刊のお知らせが掲載された。24日が最新号の発売日にあたっており、それに合わせて正式発表されたと思われる。 『エスクァイア日本版』休刊のお知らせ 読者の皆様へ ライ…

講談社過去最大の赤字決算から読み取れる出版の未来

このニュースについては、 ◎講談社過去最大の赤字決算〜続々・「出版敗戦」後を構想する必要:海難記http://d.hatena.ne.jp/solar/ ◎しがらみもみえてくる 講談社が過去最大の赤字:tx別館(本とネットの話限定) http://d.hatena.ne.jp/urashinjuku/2009022…

「好きな本を、本屋さんで買えなくなる日」がやって来ないように、今できること

昨日(22日)は、用事があって、東急田園都市線の青葉台駅に久しぶりに降りた。 帰り道に気がつくと、駅近くにあった文教堂書店青葉台駅前店の明かりが消え、ガラスには2月15日で閉店したことを知らせる貼り紙が。そういえば、1月の業界紙「新文化」で、文教…

Cawaii!(カワイイ)休刊とエスクァイア休刊のニュースの波紋

いろいろなサイトでご紹介いただいたこともあり、「Cawaii!(カワイイ)休刊」と「エスクァイア休刊」のエントリには、それまでの30倍以上のアクセスがあり、雑誌休刊に対する関心の高さに改めて驚いている。 私の書いたエントリは、ネット上で検索したデータ…

それでも雑誌は死なない!!:本格的なパーソナルメディアの時代の幕開けか

雑誌休刊のニュースが続き、雑誌の未来への不安ばかりを強調するかたちになってしまったが、昨年6月17日にエントリした記事「本と本屋さんの話:雑誌は決して死なない!! 生き残れる雑誌考1」で書いた思いは、出版界や雑誌業界を巡る状況がますます悪化してき…

「エスクァイア」休刊のニュースに想う、雑誌は春のこない「厳冬の時代」に入ってしまったのか!?

海外雑誌日本版にも不況の波! 「エスクァイア」日本版が休刊へ! さらにコンデナストの新雑誌も......(サイゾーウーマンより) エスクァイア マガジン ジャパンが発行する情報誌「エスクァイア」日本版が休刊するという情報が入ってきた。 「エスクァイア…

「Cawaii!」休刊のニュースが暗示する女性誌の未来

主婦の友社発行の10代ギャル系女性誌『Cawaii!』が、5月1日発売の6月号で休刊することがわかった。 主婦の友社によると部数が伸び悩み、今回市場の拡大は困難だと判断したという。“ギャルブーム”火付け役の雑誌『Cawaii!』が休刊 昨年から雑誌の休刊が相次い…

こんな本屋さんなら、用がなくてもつい行ってしまう8:昨日のお店とはどこが違っているのかを教えてくれる本屋さん

本屋さんというのは、店を開けていれば自然にお客さんが入ってくる(もちろん立地や品揃えにもよるが)、一般的には、いわゆる集客力の高い業種だと言われてきた。でもそれは、本や雑誌を日常的に買う層がある程度存在していることが前提であり、今後はその…

「巣ごもり消費」好調の波に本屋さんにももっと乗ってほしい!!

だいぶ長い間、放置してしまいましたが、私の大好きな本屋さんにお客さんがもっと足を運ぶようになり、いくらネットで本が買えるようになっても、足を踏み入れるだけでドキドキするような本屋さんがなくなってしまわないことを願って、本と本屋さんをテーマ…